“THE WONDERFUL WIZARD OF OZ” (邦題:「オズの魔法使い」)のある残念に思うこと。

The_Wonderful_Wizard_Oz
「OZの魔法使い」は今でも度々読んでいる。初めてこの本を読んだ時から、気が付いていたことがある。それは、結構重い問題を含んでいると思う。

問題の個所は二つある……………….

本書では、父親に当たる人を「ヘンリーおじさん」と呼び、母親は「エムおばさんがその家にやってきた来た時には、おばさんは、若くてかわいい奥さんでした」とあるから、ドロシーの母親は継母であることが分かる。しかし、自分の父親を「ヘンリーおじさん」と書いているので、ヘンリーおじさんの子ではないことが分かる。つまりどういう事情なのかは判然としないが、もともとの夫妻の貰い子だったのかもしれない。その後に「おばさん」が亡くなり、その後妻に「Mおばさん」がやってきたのかもしれない。

これはある程度の根拠はあるが私の推測にすぎない。いや、何とも釈然としない。

…………………

二つ目は、竜巻が来襲するシーンだ。

とつぜん、ヘンリーおじさんが立ち上がりました。
「エム、竜巻が来るぞ。」と、おくさんに向かって叫びました。
……中略….
おばさんは、外をひとめ見ただけで、危険のせまっていることがわかりました。
「ドロシー、早く!」とおばさんは、叫びました。

と言った後は、さっさか自分だけ床の揚げふたを、はねあげて穴の中に入ってしまう。ドロシーは、というと、トトを捕まえるのに時間がかかり退避できず、ドロシーとトトは、結局は家ごと竜巻に巻き上げられてしまう。

そうでないと、この物語が始まらない。しかし、ここでは「Mおばさん」は自分だけさっさか逃げることが出来たのは、自分の子ではないからだ。というのは、私の勝手な推測だ。

こうしたことは本書だけではなく、Grimm  グリムが書いた(収集した)童話集を出版したところ、読者からの猛烈な批判を浴びることになる。特に自分の子供に残酷な仕打ちをする話が読者を刺激したのだ。その解決策の一つの方法として、そういう場面では、すべて継母に置き換えてしまったら、そうした批判はおさまったという。

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